2010年11月29日月曜日

ロンドンのオークションハウス



英国っていったら、やっぱりアンティークなのかな、、
私としては、いまいち魅力が理解できないのだけれど、自宅に近いという事もあり、
このCHISWICK AUCTIONSにはちょくちょく足を運びます。
オークションハウスといっても、サザビーズやクリスティーズ程、垣根は高くないけれど、
ここCHISWICK AUCTIONS は、ロンドンでも有数のオークションハウス。
いわば「開運!なんでも鑑定団」の英国版である、
BBCの人気アンティーク番組「Cash in the Attic」のロンドンロケは、たいていここから。
興味深いのは、競売に掛けられる品々。
もちろん、ビクトリア時代のテーブルや、エドワード時代のティーセット等、
いわゆる「アンティーク」の品が数多く並ぶのだけど、
中には、ナチスドイツのヘルメットや、壊れかけたエレキギターなんかもあり。。
どんな基準で競売品が並ぶのだろう?
それと、品定めをしている人たちはプロの方ばかりで、目つきが鋭すぎる、、
私みたいにのんびりアンティークを見に来ている人はあまりいないかな。
アンティークにご興味のある方、ここは是非お薦めです。

2010年11月28日日曜日

嬉しい再会

今回、ブログにも書いていただいたのですが、10数年ぶりにある方と再会を果たしました、、
東京でインテリアデザインアトリエ「MUSE DECOR」を主宰され、
インテリアデザイナーとしてご活躍の千葉聖美さんです。
http://musedecor.blog111.fc2.com/blog-entry-169.html
当時の私は渡英したばかりの19歳で、英語もうまく話せず、
ロンドンで右も左もわからない私を、素敵なご自宅のパーティーに
ご招待してくださったのが、出会いのきっかけでした。
ランチの席で、人生の先輩に、10数年分のお互いのヒストリー、仕事の事、家族の事、
その他諸々、もう話しても話しきれないくらい、お話(と、ご相談も!)させて頂きました。
そして、デザイナーとして、女性として、働くママとして、ご自身の視点から、
社会のニーズを感じ取り、インテリアデザインを通して、
問題を解決していく千葉さんの話に聞き入ってしまいました。
コンセプトありきの、インテリアデザイン。
感動の再会の日は、私にとって、Food for thought (思考の材料)を
たくさん頂いた日でもありました。

「イギリスはおいしい」?




これ、何かわかりますか?
回答は、在英10年目にしてやっと買ってみた「Smoked Cod Roe」(鱈子の燻製)。
鯖の燻製と並ぶ、英国の伝統的な食べ物。
先日、リンボウ先生の「イギリスはおいしい」を久々に再読していて、
リンボウ先生のお気に入りが、この「Smoked Cod Roe」でした。
本には、炊きたてのご飯にシソの葉と一緒に混ぜると美味しい、とレシピ紹介までしてあって、
福岡出身の私としては、大好物の明太子の代用品が見つかったと、
高級スーパーのWAITROSEで見つけた時はかなり興奮してしまった。
そんで、食べてみると、、う~ん、微妙!
というか、燻製もマイルドで塩気もちょうど良く、味としてはいいのだけれど、
魚卵のプチプチ感がなく、すべて潰れていてべとっとした感じ。
食べかけが、冷蔵庫にたっぷり眠ってます。ああ、どうしよう!

2010年11月27日土曜日

寒いな、ロンドン!



ほんのさっき、日本からロンドンに戻ってきました。
聞いてはいたけど、私の居ない間にロンドンはとても寒くなっていた、、
今夜の気温はマイナス4度だって!
ヒースローに降り立った瞬間、もっとちゃんと防寒の準備をしてくればと後悔もつかの間、
空港に迎えに来てくれたビル夫が、毛糸の帽子、手袋、マフラー一式を準備してくれてた。。
私が日本に行っている間に、ビル夫は仕事でブラジルに行っていて、ホント久々の再会。
自宅に戻るなり、早速、お土産タイム。
ブラジルからのお土産は、料理が好きな私の為にと、色んな味のスープ・ストック。
忙しい中、出張先からは、いつもちゃんとした、
それもthoughtful (気が利いた)なお土産を買ってきてくれるビル夫。
ちなみに、私からのお土産は、ユニクロのフリース、、普通すぎたかも(笑)
私も、もう少し努力しなきゃ。

2010年11月11日木曜日

やっと、届いた、、



やっと、届いた、、
一ヶ月も掛かった、オーダーで作ってもらった自宅用のペンダントライトのセードが。
初めて見たときに、この変わった形の「パンプキンセード」に惚れてしまって、
色の組み合わせを自分で選んで、セミオーダー作ってもらったセード。
お願いしたのは、DESIGNBEEを通してご紹介させて頂き、
今秋から日本で販売が始まる英国照明メーカー、Besselink & Jones。
http://www.besselink.com/
とても英国的で、クラッシクでありながら、デザインにユーモアのセンスも光る。
ウィンザー城やサボイホテルの改修でも使われている英国照明メーカー。
また、詳しくはこちらで詳細をアップします。

2010年11月3日水曜日

ロンドンは今、、



今日は、ロンドンの地下鉄がストライキのため、市内の交通網が麻痺、、
バスは動いてたのだけれど、道路がかなり渋滞していて、移動がホント大変だった。
今月から冬時間が始まり、もうすっかり秋を通り越して冬モード、
というか、一気にクリスマスモード。
写真は、高級デパート、セルフリッジの正面玄関。
老舗デパートながら、この愛らしい、ポップなイルミネーション、とても気に入った~

2010年11月1日月曜日

Battersea



11月で、Battersea地区で働き始めて、もう4年になる。
Batterseaは、高級住宅地で知られるチェルシー地区の川を挟んで南側で、
もともと、倉庫や工場が立ち並んでいたエリア。
チェルシーから徒歩圏内で、今こそ高級住宅エリアの仲間入りをしたものの、
私は渡英した90年代の終わりのころは、決して治安がいいエリアではなかった。
と、たった10年足らずで本当に雰囲気ががらっと変わってしまった。
また最近は、クリエイティブ事務所もこの辺りに多く集まるようになってきた。
私のご近所さんは、Vivienne Westwood(本社)、Will Alsop がデザイン・プリンシパルを勤めるrmjm、英国を代表する建築家ノーマン・フォスターが率いるFoster + Partners、
王立美術学校の絵画・彫刻学科、などなど。
私もご近所繋がりで、様々なイベントやパーティーに呼んでもらったりと、
ロンドンのクリエイティブな空気を肌で感じてます。