2012年8月8日水曜日

ポストカード




今日、2枚のポストカードが届いた。
一枚は、実家の母から、もう一枚は、先日自宅に招待した英国人夫妻から。
母からのポストカードには、「Happy Birthday!」と書かれている、、そういえば、今月17日は私の誕生日か。
最近、毎日があまりにも慌しくて、自分で自分の誕生日のことを忘れていた。
クリエイティブな母らしく、イラストとともに、丁寧な文字で近況が書いてある。
友人からのポストカードは、日曜日に招待した食事会のお礼、「Huge Appreciation」と万年筆でかいてある。
お刺身を近所の日系の魚屋さんでお願いして、天ぷらに、お味噌汁に、、ちょっと日本食を頑張って作ってみたら、大喜びしてくれた。
ポストカードは、アイルランド人の劇作家、ジョージ・バーナード・ショー著「The Intelligent Woman's Guide To Socialism, Capitalism, Sovietism & Fascism」ペリカンブックカバー。
そういえば、食事の席でもこのカバーに通ずる彼女の意見を展開していた。
私も、これから、友人の出産祝いにカードを書く。
直筆の文字を見る機会がなくなった現代で、やっぱり、手紙って嬉しいな。

2012年8月5日日曜日

アナログサービス



あぁ~、ようやく週末。
今週はとにかく慌しかった、、朝4時に起きて、5時には出勤して、デザインを仕上げて、8時にクライアントさんと現場で打ち合わせ、そして夜の7時からプレゼン。
仕事は好きだけど、仕事は人生の軸にはなってほしくない、、いや、軸でいいんだけど、第2の軸でないと。
仕事に関して言えば、最近だんだんと軌道に乗ってきた。
ちょっとした縁があって、今は、ロンドンの南東部の閑静な住宅街、Dulwichを中心に、Forest Hill, Herne Hill, Bromley近辺の住宅のキッチンを多く手掛けていて、最近は、少しづつ、紹介でもお仕事をいただく様になってきた。
以前の会社では、ロンドン中心地、KensingtonやBelgravia地区で、High Profileなプロジェクトに携わって、それはそれでとても勉強になったけど、クライアントさんとの距離はかなり遠かった。
今、改めて思うけど、クライアントさんは、とてもパーソナルなサービスを求めている、、
今の時代こそ、フェイスブックだったり、ツイッターだったり、ネットを通して、コミュニケーションを図ることができるけど、実際に会って話さないと、その人の吐息は伝わってこない。
私の現場で実際に求められているサービスって、とってもアナログで、一緒に紅茶を飲みながら、雑談をしつつ、クライアントさんの話をしっかり聞いてあげること。
今秋には、現在進行中のプロジェクトのクライアントさん宅で、Open Dayを開催予定。
ビクトリア朝住宅のリフォームで、こういったキッチンリフォームは、今英国で一番求められている形、、私もかなり頑張ってデザインしたキッチンで、完成したらプレスに写真を送る予定。
ロンドン南東部を中心に活躍する建築家やインテリアデザイナー、またキッチンリフォームを考えているエンドユーザーを招待して、交流会を開催予定。
ちょっとしたホームパーティーのように、ゆっくりお喋りをしながら、交流を図ることができれば。
今後、どういったスタンスで仕事をしていきたいかとふと考えることがあるけど、今のように、小規模に、コミュニティーを中心に、クライアントさんと一対一で、丁寧に仕事をしていくのが自分には向いているじゃないかと思う。

PS 写真はスタバのコーヒー。英国では、カップに名前を書いて、出来上がったら、名前で読んでくれる、、これもアナログサービスへの回帰?