2013年3月30日土曜日

ジェイミー・オリバーのレストラン「Canteen」




最近、仕事ばかりで、本当にアンチソーシャルな日々を送っていて、まともに友人に会っていなかった。
ということで、イースターの昨日、親友と久々にランチをしようと、Baker Streetにある、英国人シェフ、Jamie Oliver(ジェイミー・オリバー)が経営するレストラン、Canteenに行ってきた。
メニューはすべて英国料理。
毎日、日替わりのローストが食べられて、今日は「豚のロースト、アップルソース添え」。




ボリュームたっぷりの豚のローストに、茹でたキャベツににんじんが添えてある。
ローストポテトは、揚げ焼きといった感じで、外側がカリカリ、中がほっくりと美味しかった。
英国を代表するパブのおつまみ、Pork Scratchingも頼んだ。
Pork Scratchingは、豚の皮だけをオーブンでしっかり焼いたもの。
塩もしっかり振ってあり、表面はかりかり、裏にはじとっとラードがしっかり付いている。
とっても美味しいのだけど、カロリー大でとっても体に悪い!
ま、たまにはいいか。



デザートは、またまた英国のザ・デザート、「アップルクランブルのカスタード添え」。
りんごのスライスにビスケットの具をのっけて焼いたようなお菓子。
アップルクランブルは熱々で、カスタードは冷たい、このコントラストが美味しい。
なんだか、讃岐うどんの食べ方みたい、、
このレストラン、Canteenは、食事も美味しいけど、何よりもいいのは、余裕がある空間の作りのレストランだということ。




ゆったりと座れるソファー、素敵なインテリア(有名なインテリアデザイナーによる、、)で、インターネットも無料で、各席にコンセントまでちゃんとついている。
仕事の打ち合わせにも使えそうなレストラン。
ここは定期的に利用するこのになりそうなレストランです。

2013年3月25日月曜日

ロイヤルアカデミー「George Bellows」展



ちょっとお休みしていたブログを再開することにしました。
もうすぐイースターのロンドン、春になるどころか、冬に逆戻りしていて、明日は、体感温度、なんとマイナス4度!
50年ぶりに寒い3月だとか。
さて、先週の金曜日、素晴らしい展覧会に行ってきたのでブログでお知らせしようと思います。
Royal Academyで開催中の展覧会「George Bellows」展
アメリカを代表する現代画家なのに、英国での知名度は低く、私も今回の展覧会で彼の名前を初めて知った。

 

20世紀の初めから、第一次世界大戦後あたりに活躍し、42歳で急逝したGeorge Bellows。
オハイオからアートを学ぶためにニューヨークに移り住み、印象派の影響をうけつつ、彼の目に映った日常をキャンバスに描いた。
アフリカ移民の子供たちが路上で遊ぶ姿、当時は違法で、プライベートクラブで開催されていたボクシングの試合、雪が積もったハドソン川沿いの風景、、
ボクサーの顔から流れた血が、筆の勢いとともに、鍛えられた体の肌色に混じりあっていく、、



彼の目を通して見た日常はここまでも美しく、また美しさを切り取っていくなかで、具象が抽象になっていく瞬間の絵画。
久々に、一枚一枚の絵に見入ってしまった展覧会だった。
金曜日の仕事帰りに、ひとりでのんびり鑑賞した「George Bellows」展。
こういったロンドンの楽しみ方もありかな、と思った。。お勧めの展覧会です。