2016年1月21日木曜日

追悼~アラン・リックマン




新年早々、デイビット・ボーウィーに続き、アラン・リックマンも亡くなった。
二人とも国民的スターだったこともあり、英国メディアはこのニュースを大きく報道、そして、多くのイギリス国民が2人に追悼を捧げた。
私にとって、特に、アラン・リックマンの死去はちょっとショックだった。
そんなに彼の出演作品を見たわけではなかったけど、幾つかの作品はとても印象に残っていた。
ひとつは、ジェーン・オースティン作「Sense and Sensibility 邦題:いつか晴れた日に」で、ケイト・ウィンスレット演じるマリアンヌに好意を寄せる誠実なブランドン大佐。
もうひとつは、「Love Actually」で、エマ・トンプソン演じるカレンという堅実な妻を持ちながら、秘書からの誘惑に負けそうになるDirector役のハリー。




私生活で、あまり浮いた噂のなかったアラン・リックマン。
生涯独身を貫くのかと思っていたら、19歳と時に出会った女性と最近になって結婚。
50年間、ひとりの女性を愛し続けるってなんだか感動しちゃった。
彼の私生活が気になって調べてみると、ロンドンの西部、Actonの労働者階級の家庭に生まれ、スカラシップを得て、ロンドンでも有数のパブリックスクール(私立学校)へ。
その後、Chelasea College of Art & Design、名門Royal College of Art (王立美術学院)を卒業して、その後、グラフィックデザインの会社を立ち上げるまでになる。
ただ、俳優になる夢を捨てきれず、RADA(王立演劇学校)で学び、その後、舞台で頭角を現していく、、
彼の特徴的な声も、受けた教育によるとことろが大きいかも。
彼の死を受けて、あらためて、他の作品を見てみようと思う。
ご冥福をお祈りします。

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