2011年9月3日土曜日

Sloane Rangerを観察に


あぁ、ようやく週末、、今週末は、ひとつ展覧会を観にいく以外は、何も予定を入れていないので、ゆっくり休息の予定。
今週は、長年の友人でもある、英国人の友人と一緒に飲みにいった。
友人のお気に入りのパブ、Fulhamにある、The White Horseに行ったんだけど、会話は楽しかったけれども、パブとしては、うーん、興味深かった(笑)
以前にもブログでアップしたけど、The White Horseでは、美味しいサンデー・ローストが食べられることもあり、日曜日には、ちょくちょくお邪魔していたけど、平日はまったく雰囲気が違う、、
職場が近いし、また、私もChelsea College of Art & Designで勉強したので、このあたりは、私のテリトリーになるんだけど、平日にThe White Hourseに行ったのは、何年ぶりかも。
このパブは、Sloaney Ponyと呼ばれ、典型的な英国のアッパークラス・アッパーミドルクラスの若者、Sloane Rangerが集うパブとしてとても有名。
Sloane Rangerの語源は、ロンドン南西部の高級住宅地、チェルシーの地下鉄駅、Sloane Squareから来ていて、出没エリアは、Kensington地区、Chelsea、Fulhamで、裕福な家庭出身で、パブリック・スクールといわれる、プライベートスクールに行き、大学は、基本的には、Oxfordもしくは、Cambridge卒業。
そうでなければ、Bristol、St Andrews、Durhamなどの出身。
ファッションとしては、男性は、ピンクなどのカラフルなチェックのシャツを着て、Barbourなどのブランドを好み、女性は、パシミアにブロンドヘアー、、
詳しくは、ココ、Wikipediaに載っています
また、高級誌ガーディアン紙にも、関連記事が掲載されています
始まりは、ファッション誌、Harper's BAZARが、結婚前のダイアナ妃を、Sloane Rangerと呼んだことに由来する。
あまりにも、みんながみんな、同じアクセントの英語、ファッションで、仕草で、ちょっぴり引いてしまった。
やっぱり、自分と似た環境で生まれ育った人に囲まれている方が、居心地がいいという事なのか。
私としては、社会のある一定の層の人達に囲まれているのは、あまり好きじゃない、、というか、ソサエティーとして、健康的じゃない気がする。
ただ、英国文化のある一面を観察するには、行って見ると、面白いパブなのかも、、
平日、木・金曜日がお薦めです☆

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