2010年10月31日日曜日

イギリス英語



英国に10年も住んでいると、日本人の友人から「もうペラペラなんでしょう?」とか、
「もう英語で困ることはないのでしょう?」って言われるけど、そんな事ないです!
今は仕事も私生活も英語だけど、私にとって英語は永遠の第二外国語。
ボキャブラリーに関しては、特に問題は感じないけど、
表現やイディオムに関しては、まだまだ精進の日々です。
私は、誇りを持ってイギリス英語を学んでるのだけれど、10年間手放していない辞書が、
これ、「Oxford Advanced Learner's Dictionary」。
一般の辞書とは違い、英語を学ぶ人の為の辞書で、例文から、発音、そして
イギリス英語的表現か否か、等、詳しく記載してある。
あと、英国だと、会話での英語力以外に、ユーモアのセンスを求められる。
私はこの部分がイギリス英語の好きな部分なのだけれど。
詳しくは、また次回に~

2010年10月30日土曜日

The Glasgow Boys



今週末からロイヤル・アカデミーで始まる展覧会「The Glasgow Boys 」、
これは絶対に見逃したくないな~
19世紀末にグラスゴーを拠点に、日本の浮世絵、フランス写実主義等に影響を受けながら、
独自の世界観を築き上げ、活動した画家たち、「The Glasgow Boys 」の展覧会。
かつて、大英帝国第二の都市といわれ、工業都市として栄えたグラスゴー。
現在は、目立つ産業はなくなってしまったけれども、
今でも、クリエイティブな才能を輩出し続ける街。
ビル夫の故郷でもあり、私にとっても馴染みの深いこの街の、
クリエイティビティーの原点に触れる展覧会、とても楽しみ。


2010年10月24日日曜日

ありがとう、V&A



昨日、ヴィクトリア&アルバート美術館で半日を過ごしました。
入り口正面を見上げると、「INSPIRATION」と「KNOWLEDGE」の文字。
19歳でロンドンでスタートした学生時代から始まり、
現在に至るまで「本物を見る目」をこの美術館のお陰で養うことができた。
今回の目的は、ピーター・ラビット原画の展覧会、「Peter Rabbit™: the tale of The Tale」。
http://www.vam.ac.uk/collections/prints_books/features/potter/books/tale-tale/
この展覧会、良かった、、言葉に出来ないくらい、すんごく良かった。涙が出そうだった。
小さな2部屋での展示と、規模は小さいものの、ピーターが生まれる前の、Beatrix Potter の
鉛筆とインクで描かれたウサギのスケッチが見ることが出来たのが何よりの感動だった。
私は、完成した作品よりも、過程を見るほうが好きなのだけれど、スケッチを目の前にして、
悩みながらも、慎重に描く線を選ぶBeatrix の姿が目の前に浮かんで見えた。
また、もうひとつの本物に出会う事ができた。
ありがとう、V&A。

2010年10月22日金曜日

初アフタヌーンティー



英国に10年住んでいながら、今日初めて、
義理の母、フランシスを招待して、アフタヌーンティーに行ってきました!
せっかくだから最高級のティーをと、高級ホテルのTHE DORCHESTERへ。
http://www.thedorchester.com/afternoon-tea
ポットに入った紅茶に、2段のお皿に盛られた、小さくて上品なスコーンとケーキたち。
かの有名な、胡瓜サンドも食べてきました。
ピアノの生演奏が流れる中、サービスも大変良く、重厚なインテリアの中にいると、
まるで、30年代の映画のいちシーンのようでした。
フランシスもとても喜んでくれたし、いい親孝行になりました。
それと、今日は仕事を午前中で切り上げ、久々にロンドンを味わえたのが良かった~

2010年10月18日月曜日

ジャケットポテト



最近、やっぱり英国のジャガイモが美味しいなぁと思う。
平日の夜は、まともに料理する時間がないので、ジャガイモをオーブンに1時間程
放り込んで、トッピングを添えた「ジャケットポテト」を食べることが多い。
トッピングは、ツナやチーズなど。私は、いつもバターにカッテージチーズ。
と、怠け者の極みのような、料理です。
だけど、かりっと少し焦げた皮に、ホクホクのジャガイモが素朴でとても美味しい。
こちらでは、スーパーでは、物凄いジャガイモの種類が売られていてて、
今回は、少し紫がかった「BLUE BELL」種を初トライ。
'A wonderfully fluffy texture and a perfect crispy skin when baked.' 美味しそう~

2010年10月16日土曜日

やっぱり凄い



英国に住んでいてつくづく思うこと、それはグラフィックデザインのレベルの高さ。
私も、いままで色々な国を旅してきたけど、英国のグラフィックはやっぱり凄い。
シンプルなデザインで視覚的に、かつストレートに心に響くデザイン。
私は、この「ストレートさ」が英国らしく、英国文化の特徴だと思う。
簡潔に、要点にさっと辿り着く。Getting to the point straight away。
それが、デザインにも明確に現れてる。
ポスターが多く張ってある地下鉄は、まるで無料の美術館のよう。
気になるポスターは携帯でパチリと写真を撮る。
ちなみに、写真のポスターは、ロイヤル・シンンフォニー・オーケストラと
TATE ギャラリーで開催中のゴーギャン展のもの。TATEのタイポは独自のもの。
たまに、涙が出そうになるような、素晴らしいポスターに遭遇する。
前回は、V&AのBRITISH GALLERYオープンのポスターがそうだった。
SOUTH KENSIGTON駅のプラットフォームで、
ボーっとポスターを眺めている日本人がいたら、是非声を掛けてください(笑)



英国人化



今朝未明、1泊2日ドイツ出張から帰ってきました。
飛行機の不具合で帰路のフライトがキャンセルになり、
朝3時半の振り替え便で、なんとか帰国。いや~疲れた。
出張の目的は、ドイツのキッチンメーカの工場視察。
恐るべき工業立国、ドイツ。
ばっちり、噂のGERMAN EFFICIENCYを目撃してきました。
今晩の夕食は、料理を作る元気もなく、フィッシュ&チップスをテイク・アウト。
普段なら、お茶漬けを欲するところ、今はフィッシュ&チップスとは、
私も英国人化したぁ(笑)

2010年10月12日火曜日

Short and Sweet

昨日は、先週末に自宅へ夕食に招待した英国人夫妻からお礼のカードが、
そして今日は、福岡の姉から可愛い姪っ子の写真同封された手紙が届きました。
あらためて、手紙って貰うと本当に嬉しい。
やっぱり、絶対にメールは手紙に敵わないなぁ。
こちらでは、記念日には大切な人に必ずカードを送ります。
誕生日、バレンタイン、クリスマス、お礼と、
数ヶ月毎にカードを整理しないと、すごい数になります。
ちなみに、英国人から貰うカードはメッセージ一言とサインのみ。Short and Sweet。
簡潔で、理由をいちいち説明しないのが英国人らしいな。

2010年10月10日日曜日

ふと思うこと、、

ようやく長かった一週間が終わり、今週末は何も予定を入れずにゆっくり自宅で充電中。
家と頭の中の整理をしております。
ふと思えば、結婚を機に再渡英してちょうど4年目。
時間が経つのは本当に早いな~
日常では、ブチブチ文句を言ってしまう私ですが、
基本的には、雨風しのぐ家があり、仕事もあって、何より、
自分が努力を出来る環境にいるという事に対して日々感謝して生きています。
来週からも頑張っていこう!