2011年9月27日火曜日

「LUCIAN FREUD PORTRAITS 」


最近、アートの展覧会を観てないなぁ、と思っていたところ、地下鉄でこの展覧会のポスターを見かけた、、ナショナル・ポートレード・ギャラリーで開催される展覧会「LUCIAN FREUD PORTRAITS 」
LUCIAN FREUD は、ご存知かもしれませんが、今年7月に亡くなった、ポートレートを得意とする、英国人画家。
英国を代表する画家というだけあって、亡くなった時は、こっちでは、かなりのニュースになった。
私も、彼の作品には、ちらほら触れていた、、学生時代、テート・ギャラリーでアルバイトをしていて、モダン・アートに関しては、贅沢にも、バイトの休み時間に、ふふーん、と、何のプレッシャーも感じずに、かなり鑑賞した、、
そんな訳で、テート・ギャラリーには、もう50回以上足を運んでいます、、
LUCIAN FREUD の作品は、やや冷ややかな体温を感じる質感のテクスチャーであったり、その対象の生々しさだったり、作品の前で感じでいた、、
私の中では、決して、好きな画家ではないけど、何か惹かれるものがあった。
作品としては、数点しか鑑賞したことがなかったので、この機会に、是非彼の作品をしっかり観にいきたいな。
展覧会は、来年の2月から、、ものすごい人気の展覧会になりそう。
私の学生時代、モネ展がRoyal Academyで開催されたのだけど、盛況を見越してか、24時間オープンという異例の展覧会だった。
私の友人が、なんとか予約が取れたチケットは、朝3時だった、、
今回は、24時間ではないけれど、かなりの混雑が予測されそうな、この「LUCIAN FREUD PORTRAITS 」
今回は、ひとりで、ゆっくり平日に観にいく予定です。

2011年9月25日日曜日

ちょっぴりキッチントーク:100% DESIGN


大変ご無沙汰していました、、記事をアップしようと思いつつ、前回の記事から結構な時間が経ってしまった。
先週から、ロンドンは、デザインウィークで盛り上がっています、、先週、100% DESIGNに足を運んできました。
正直なところ、100% DESIGNの英国での評判はあまり良くない、、
私の中でも期待度がかなり低かったのだけど、とても素晴らしい商品を発表していたキッチンスタジオがあったので、紹介しようと思います。


その名は、Robert Timmons Furniture、、ドア材やヒンジなどは、プロジェクトごとに、オーダーして、高級なキッチンをテーラー・メードで製作。
今回の展示のアイランド・キッチンを見たけど、質は、最高だった、、
キッチン・デザイナーの友人2人とドアや引き出しを開けまくり、とにかく観察したけど、このレベルでキッチンを製作しているメーカーさんって、あまり思いつかないくらい、「品があり、美しいキッチン」で、とにかく感動した。
ドア材、ヒンジ、取り付け、ディテール、全ての点に置いて、その質はパーフェクトだった。
もうひとつ感動した点、それは、値段、、展示商品の販売価格が、65,000ポンド(約900万円)、、英国の相場からしたら、余裕で100,000ポンド(約1400万円)で販売できる質だった。
アプライアンスは、全てガゲナウのトップエンド、天板は、一部に、伊ステンレスメーカーのFOSTERが使われているし。


オーナーのRobertさんと話をしたけど、かつては、高級キッチンの取り付け業者さんをしていて、それから、自分のビジネスを立ち上げたとのこと。
話を聞いて納得したのは、家賃が高いショールームもないし、高級メーカーの名前も持たずに、とにかくコスト削減に努めているとのこと、、なるほどね。
システムキッチンの世界って、名が知れたブランドでも、実は、自社工場を持っているところが意外と少ない、、ブランド名を前面に押し出しながらも、ドア材や箱は、外注して、組み立てのみを行っている、、そんな、メーカーは結構多い。
そんな中、Robert Timmons Furnitureは、中間経費をとにかく削減して、質のいいキッチンを、リーゾナブルに提供している。
ビジネスとしても、とてもいい形のキッチンスタジオだな、と思った。

2011年9月11日日曜日

フィッシュケーキ


今週末は、のんびり自宅で過ごしています。
今朝は、久々に日本の友人とスカイプでお喋り、、あぁ、楽しかった。
本当は、ブログに書きたいネタがたくさんあるのだけれど、うまく文章が進まず、ちょっと更新を怠っていました。
せっかく時間がある週末だからと、ワインを飲みつつ、フィッシュケーキをたくさん作った、、
フィッシュケーキとは、英国料理のひとつで、魚のコロッケのこと。
お魚文化の日本で、とても好評を得そうなレシピ。
ただ、日本の様にたっぷりの油で揚げずに、少しの油で、揚げ焼きにするかんじかな。
ちゃんとしたレシピは、ココをクリック
今回は、中身に、タラの燻製、ゆで卵、パセリ、ケイパーなどなどを入れて作った。
私は、日本風に、たっぷりの油で揚げる予定。
こちらでは、タルタルソースとレモンを添えて、頂きます。
25個も出来ちゃった!
今週は、ずーっと、このフィッシュケーキを食べていそう、、

2011年9月3日土曜日

Sloane Rangerを観察に


あぁ、ようやく週末、、今週末は、ひとつ展覧会を観にいく以外は、何も予定を入れていないので、ゆっくり休息の予定。
今週は、長年の友人でもある、英国人の友人と一緒に飲みにいった。
友人のお気に入りのパブ、Fulhamにある、The White Horseに行ったんだけど、会話は楽しかったけれども、パブとしては、うーん、興味深かった(笑)
以前にもブログでアップしたけど、The White Horseでは、美味しいサンデー・ローストが食べられることもあり、日曜日には、ちょくちょくお邪魔していたけど、平日はまったく雰囲気が違う、、
職場が近いし、また、私もChelsea College of Art & Designで勉強したので、このあたりは、私のテリトリーになるんだけど、平日にThe White Hourseに行ったのは、何年ぶりかも。
このパブは、Sloaney Ponyと呼ばれ、典型的な英国のアッパークラス・アッパーミドルクラスの若者、Sloane Rangerが集うパブとしてとても有名。
Sloane Rangerの語源は、ロンドン南西部の高級住宅地、チェルシーの地下鉄駅、Sloane Squareから来ていて、出没エリアは、Kensington地区、Chelsea、Fulhamで、裕福な家庭出身で、パブリック・スクールといわれる、プライベートスクールに行き、大学は、基本的には、Oxfordもしくは、Cambridge卒業。
そうでなければ、Bristol、St Andrews、Durhamなどの出身。
ファッションとしては、男性は、ピンクなどのカラフルなチェックのシャツを着て、Barbourなどのブランドを好み、女性は、パシミアにブロンドヘアー、、
詳しくは、ココ、Wikipediaに載っています
また、高級誌ガーディアン紙にも、関連記事が掲載されています
始まりは、ファッション誌、Harper's BAZARが、結婚前のダイアナ妃を、Sloane Rangerと呼んだことに由来する。
あまりにも、みんながみんな、同じアクセントの英語、ファッションで、仕草で、ちょっぴり引いてしまった。
やっぱり、自分と似た環境で生まれ育った人に囲まれている方が、居心地がいいという事なのか。
私としては、社会のある一定の層の人達に囲まれているのは、あまり好きじゃない、、というか、ソサエティーとして、健康的じゃない気がする。
ただ、英国文化のある一面を観察するには、行って見ると、面白いパブなのかも、、
平日、木・金曜日がお薦めです☆