2012年7月31日火曜日

Kenneth Williams



オリンピック開催中のロンドン、、私個人の感想だけど、、もちろんテレビを付けるとオリンピックで盛り上がっているのだけど、かなり普通な生活を送っています。
昨日、英国を代表するコメディアン、俳優のKenneth Williams の生涯に焦点をあてたBBCドキュメンタリーを見て、昨晩以来、なんだか頭からKenneth が離れない。
といっても、ビル夫が好きなコメディアンというだけで、昨日まで彼のことを全く知らなかった。
生まれはロンドンで、労働者階級の出身。
ビクトリア時代の、典型的な男尊女卑の塊のような父親を持ち、結局、死ぬまで父親とは打ち解けなかった。
学校を卒業した後は、父親は望んだ職業だったCartographer(地図を描く職人)の元に、弟子入りする。
そんな中、第二次世界大戦が勃発。
Kennethの疎開先となったのが、弁護士の家庭、、ミドルクラスの、本に囲まれた洗練された生活に感化され、これをきっかけに、Kennethは、労働者階級アクセントを捨ててて、ミドルクラスアクセントとともに、階級社会を駆け上がる、、
誰にも本心を絶対に打ち明けず、友達の前でも、役者を演じきったKenneth。
自分がゲイであることをどうしても受け入れられず、最後まで結婚せずに、最後は、一番愛した女性である母と一緒に(隣のフラット)に住み、晩年は、自殺か、薬物の過剰摂取か分からないまま、謎の死を遂げる。
人の生き様って、、なんだか答えが浮かばないけど、英国カルチャーも学べる、とて素晴らしいドキュメンタリ-なので、よかったら是非、、リンクを張っておきます。

2012年7月29日日曜日

オリンピック開幕~



いよいよロンドンオリンピック開幕!
やっと!オリンピックムードに沸くロンドン。
金曜日の夜、8時ごろ、ビクトリア駅を通り過ぎたけど、思ったより人が少なく、落ち着いていた、、きっと9時から始まる開会式に備えて、皆、家路を早めたんだと思う。
開会式は、とっても英国らしく、さすがにやってくれたな!といった感じだった。
特に、ジェームス・ボンドが、バッキンガム宮殿までエリザベス女王を迎えに行って、女王が、スタジアム上空のヘリからパラシュートで登場する(もちろん、本番はスタントマン)という演出は、さすが、ユーモアの国、英国!だった。
ボンドも、やっぱりレディースファーストで、まずは、女王から飛び降りるとこがジェントルマンの国らしい。
そのほか、英国を代表する指揮者、Simon RattleとMr Beanの掛け合いなども、とても面白かった。
私は、これからオリンピックのテニスを観戦しに、ウィンブルドンへ。
ファーストコートでは、世界ランキング2位のDjokovicがプレーするとのと、楽しみ!

2012年7月24日火曜日

土曜日


数日まで気分が落ち込むくらい悪い天気が続いていたのに、日曜日から急に真夏日に!
いつもそうなのだけど、英国ってなんでも極端。
なんとなくどんよりしていた私の気持ちも、天気とともに晴れてきた。
土曜日は、ビル夫と一緒に、メンタリストDarren BrownのショーをStrandにあるNovello Theatreに観にいった。
ショーはまあまあ面白かったのだけど、お互いちょっと疲れていたせいもあり、前半だけを見て劇場を後にした。


ただ、なかなか歴史がある劇場のようで、雰囲気や内装が素晴らしかった、、
インターバル(休憩時間)の間に、ドリンクオーダーで並ばなくていいように、ショーが始まる前に、ドリンクを注文したら、自分の番号を告げられ、この専用棚から各自取りに行くシステム、、
ビル夫いわく、これは英国の劇場ではよく見られるらしい、、面白い!
劇場を後にした後、Covent Gardenを歩き回る、、散策するならこの近辺はとにかく楽しい。
Royal Opera House見ながら、London Tranport Museumを抜けて、お洒落なバーやレストラン通り過ぎて、Strandに向かうと、立派な劇場が立ち並ぶ。
そこから、Waterlooブリッジを渡りながら、清清しい風を浴びながら、テムズ川を眺める。
夏のロンドンをもっと楽しんでみたくなった土曜日でした。