2012年10月24日水曜日

新たなコレクション



先日、Christie'sでのオークション以来、ポスターの魅力にますますはまっている今日このごろ。
先週、新たな一枚がコレクションに加わったのでご紹介します。
British Rail50年代のポスターで、Frank Newbouldの作品。
ポスターアーティストとして、Travel Posterといわれる、鉄道やクルーズ関連の多くのポスターを手掛けた。
また、第二次世界大戦中には、市民の戦争意識を促すポスターを多く手掛けている。
ポスターアーティストとして有名な、Abram Gamesのアシスタントをしていたとはとても興味深い。
Abram Gamesのポスターはいつか、一枚は欲しいな、、


 

ポスターを買うときは、いつも直感。
有名、無名に限らずに、なにかピンときたものがあったら買おうと決めている。
今回のこの作品は、構図がとても好きだった。
モチーフの切り取り具合だったり、なんだか日本の浮世絵に似ている、、
ただ、何より一番の魅力だったのは、ポスターの原画が一緒に付いていたこと。




Frank Newbouldが丁寧に描いた、水彩画のオリジナルの一枚は手に入るとは、本当にラッキーだった。
この原画以外にも、小さな紙に描かれた鉛筆スケッチもあり。
かなりの年代もので、紙もとても薄っぺらなので、今週末にでも修復屋さんに持っていく予定。
それから、フレーミング、、はやく自宅の壁にアップしたい!

2012年10月22日月曜日

Open House

 

最近、なんだか時間が経つのが早いな~だって、もうすぐ11月なんだもん。
クリスマスなんて、もうあっという間なんだろうな。
そういえば、昨年のこのころは、ちょうど以前の会社を辞めたころ、、5年間たくさん学ばせてもらったけど、今の方が自分らしく仕事が出来ている感じかな。
クライアントさんと話して思うことは、人って本当にクリエイティブ、とうこと。
「私はデザイナーじゃないから」と謙遜しながらも、どのクライアントさんも、たくさんのアイデアをもっている。
そのクライアントさん、ひとりひとりが生きた中で培ってきたクリエイティビティーを引き出して、形にしたあげることが何より大切なのかも。
まさに、クリエイティビティーの種を見つけて、育ててあげる感じ、、編集者とか、プロデューサーという立場に近いのかも。
今週土曜日には、Open Houseを開催予定。
ショールームではなく、実際の空間に入ったキッチンを見るってとても大切かなと思って。
エドワード朝に立てられたテラスハウスのお庭部分に、建物を拡張して、ここにキッチンを入れました。
クライアントさんは、建築家にも頼まずに、このプロジェクトを見事に創り上げた。
キッチン以外にも、空間に関してや、インテリアの内装まで、いろいろと、アドバイスしたし、私にとっても自信作です。
今週末は忙しくなりそう!

2012年10月8日月曜日

ロンドンで家を買う



週末、iPadでLocation Location Locationという不動産情報番組を見ていた。
実際に、家の購入を真剣に考えている視聴者が登場して、不動産エキスパートPhil SpencerKirstie Allsopp が、与えられた予算内で、お家を探すという番組。
結構な長寿番組だけど、英国は、この手の不動産番組がとにかく多い。
英国では、家がまさに資産である英国らしい。
私のしている仕事も、この「家=資産」の方程式がもとに成り立っている。
家の価値を上げるためには、まず、いいキッチンを入れること、これが鉄則。
私も、家の価値を上げるために、家を出来るだけ高額で売るためにキッチンをデザインしてほしい、とよく依頼がある。
仕事を通して、色々な家を見るけど、ロンドンはとにかく家が高い!
とにかく高い、、今回のLocation Location Locationでは、£230,000 (約3000万円)の予算で、北ロンドンの、Kenish Townで、1ベッドフラットも購入は厳しくて、さらに北のWood Greenにエリアを移した、、
Kentish Townでも無理なのか、、確かにいいエリアではあるけど、ここまで地価が高騰しているとは思わなかった。
もう、地下鉄沿線のまともなエリアでは、最低でも£230,000 くらいの予算がないと、まともな家が買えないということ。
家の価格だけでなく、地下鉄料金も値上がりする一方だし、大学の学費も高額になったし、魅力的な街であることは間違いないけど、ロンドンって本当に住みにくい街だと思う。

2012年10月4日木曜日

ひとりごはん



昨日は、仕事帰りにひとりで食事をした。
息抜きというか、なんというか、よくひとりでレストランに行く。
なかなか、お手頃で、ひとりでふらりと立ち寄ることが出来るレストランって、ロンドンは本当に少ないのだけれど、そんな中、イーリングコモン駅前の、あたりや寿司バーはお気に入り。
ここでいつも、チラシ寿司にビールを飲みながら、物思いに耽る、、
サーモンに、中トロに、しめ鯖に、、脂っこいネタばかりだけど、お腹がすいているから、これはこれでOK。
いくらが大好物なので、いつもいくらを、いっかん分エキストラトッピング。
いつも、情報ソースにさせてもらっているブログ「倫敦のハムステッドヒースから」を読んでいたら、ロンドンに本格的なお寿司屋さん、「鮨徹」がオープンしたとのこと。
写真を見る限り、確かに美味しそう、、こういった日本志向のお寿司屋さんが英国でも人気だとは、英国人の嗜好のレベルも上がってきた証拠なのか。
ただ、いっつも、英国のお寿司屋さんで、なんで?って思うことがある、、それは、鮨オンリーだということ。
あたりや寿司バーも、鮨徹も、暖かい一品がひとつもないということ。
鮨徹に限っては、お味噌汁もなしだとか、、確かに一品料理って手間がかかるし、お寿司にフォーカスしたいのはわかるけど、生だけってのは、いかがなものかと思う。
せめて、焼き物など、暖かい一品を数点出してもらえないかな、、それと焼酎!あたりやさん、お願いします(笑)
こんなブログを書いてると、福岡の美味しいお魚が恋しくなってきた!