2012年2月5日日曜日

キッチンデザイン


ご無沙汰していました、、
年明けから、コーディネーションの仕事と平行して、個人でキッチンデザインの仕事を受け始めて以来、たくさんのプロジェクトに恵まれ、週末返上で働いています。
今は、とにかく仕事が楽しい、、会社に勤めていた時よりもずっと忙しくなって、体はすごく疲れているのに、ストレスは全くなし!
最近つくづく思うけど、英国でインテリアをする醍醐味って、やっぱり住宅自体の面白さにあるんだと思う。
昨日は、ロンドン郊外の閑静な住宅街に打ち合わせに行ってきた。
ビクトリア時代に建てられたディタッチドハウスと呼ばれる、家の両側の壁が横の家から独立している邸宅。
穏やかな英国人夫妻と、ティーを飲みながら、キッチンの打ち合わせを進めていった。
今回は、キッチンだけでなく、既存の壁をぶち抜いて、空間作りからのアドバイス。
英国って、リノベーションになると、インテリアの空間をとにかく大胆に変えることが多いから面白い。
3m近くある天井を見上げると、ビクトリア時代の美しい装飾が見事に残っている、、換気の関係で天井はいつも確認するけど、換気の位置をかえて、この装飾を残しましょうと提案。
また、英国の住宅を手がけていて、絶対の避けて通れないのは、Chimney Breastと言われる暖炉。
多くの人は、部屋を少しでも大きくする為に、Chimney Breastを取り除くことが多い。
壁から、凸上に構造が飛び出ていて、とにかく厄介だけど、うまくに取り込めば、いいデザインになる。
今回のプロジェクトは、まさに白のキャンバス、、プレゼンに向けて、帰りの電車の中で、アイデアを巡らせていた。
来週は、50年代に建てられた住宅での打ち合わせ。
住宅の面白さって、人の実際の生活を垣間みることにあると思う。

PS 写真は、以前デザインしたキッチンのプレス写真。このキッチンが、英国インテリア雑誌「EKKB」の表紙を飾りました。上の記事は、英インテリア誌 「25 BEAUTIFUL HOMES」の特集記事より。

4 件のコメント:

  1. 独立して、自分で始めたのね~!すごい。おめでとう!!!

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  2. ありがとう!ラッキーにも、会社を辞めて以来、色々な人が助けてくれて、、とりあえず、独立?ってことなのかな。春ぐらいから、本格的に動き出す予定。性格的に、こっちのほうが自分に向いているのかも。
    今年こそは、ニューヨークに行く予定なので、その時に会いたいな〜

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  3. 会社を辞めたのも、そういう巡り合わせだったのかな。色々な人が助けてくれる、、なんて、そういう人脈を作っているのがすごい。NYはいつ頃を予定してる?私は8月頃までボストンで、引越しは9月ごろになりそう。

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  4. そうね、そういう巡り合わせだったのかな、、人脈というか、いつも本当に有り難いと思う。今後、助けてくれた人に恩返しをしていかないとね。
    NYの予定は、まったくの未定なのだけど、秋ごろに行ければ、と思ってる、、ちょうど引っ越しが済んでいる頃かな?NYでの新生活、楽しみだね。。

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