2012年11月14日水曜日

John Lewis (ジョン ルイス)英国デパートのキーワード



週末、Youtubeで、英国の老舗デパート、John Lewisのディレクターである、Andy StreetのJohn Lewisのビジネスモデルについてのプレゼンを見ていた。
英国でのJohn Lewisの愛され方というか、信用度というのはものすごい。
英国人が、ショッピングをする上で、商品やサービスのクオリティーの指標となるのがJohn Lewis。
私のクライアントさんも、商品の話になると、たいてい、John Lewisにまず行って、値段や品質をチェックする。
確かに、サービス精神がほぼ無いに近い英国だと、John Lewisのサービスはだんとつに優れている。
また、会社の構造もとてもユニーク。
従業員全員は、「パートナー」と呼ばれ、会社の株を持ち、会社の経営に対して意見を述べる権利を持っている。
まるで小さな国家、、フロアごと、支部ごとに別れ、定期的に経営方針について会議が行われ、「パートナー」の意見がマネージメントに反映されるようになっている。
Andy Streetがプレゼン中に話していた、John Lewisの経営理念で、顧客に一番伝えたいメッセージ、、それが「Trust(信頼)」というキーワード。
要は、「物を売ること」ではなく、「信用を売ること」。
そして、デパートとして「物を売らないといけない」John Lewisのテレビコマーシャルがこれ。
なるほど、、「Trust(信頼)」というキーワードを広告にすると、こういった形になるのか。
このコマーシャルを見て、ちょっぴり涙目になった人も多かった、、さすがJohn Lewis。

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