2011年11月19日土曜日

ロンドンの老舗書店「Foyles」 へ


あまり本を読まない私だけれど、急にインテリアデザインの本を探ってみたくなり、金曜日の仕事帰り、友人を誘ってロンドンの老舗書店「Foyles(フォイルズ)」 へ。
ああ、金曜日の夜にロンドンの中心地に繰り出すのって、本当に久々、、The Royal Opera House 前でバスを降りて、クリスマスモードで賑わう、コヴェントガーデンを抜け、トッテンナムコートロードにあるFoylesに向かう。
ロンドンで一番、観光客密度と空気汚染度が高いのがこの場所なのかも、、トッテンナムコートロードに来る度にいつも思う。
Foylesは、カリスマオーナーであった、Christina Foylesの呼びかけで1930年代に始まった、Foyles Literary Luncheonこと、文学ランチで知られる。
ロンドンの高級ホテル、The Dorchesterや、Grosvenor Houseで開催された、この文学ランチでは、食事の後、英国の政治や文学界を代表する、名だたる来賓が、選ばれた本への讃辞を述べ、また作家自身もスピーチを行った。
言ってみれば、かなりハイソなソーシャルクラブ、といったとこなのかな、、英国のインテリ文化の一役を担ったFoyles。
また、Christina Foylesがオーナーの時代は、本を出版社毎に陳列するという、ユニークなシステムだった、、ただ、ご想像のとおり、客は、本を出版社で探さない。
1999年にChristina が死去した後は、この不効率な陳列システムも廃止され、今では、他の本屋と同様に、カテゴリー陳列となり、店内もきれいに改装されたFoyles。
私は、学生時代、嘗ての、改装される前のFoylesに何度か行った事があった、、大きな古本屋のような、雑多な本の陳列で、店内も埃っぽかった印象がある。
英国人の友人が、「Foylesでは、欲しい本が絶対に見つからない!」嘆いていたのを思い出した。
ウィキピディアによると、80年代、当時、Foylesの向かいにオープンした、ライバル書店Dillons が、「Foyled again? Try Dillons」という広告を掲げたとのこと。
きっと、Foylesのファンは、「Foyled」されることを少なからず楽しんでいたんじゃないかな、、
今回は、インテリア関連の本を一冊購入、、そして、このFoylesのトートバックを見つけた、、カワイイ!
日本でこれを下げていると、ロンドン通っぽいかも、、散々迷った挙げ句に、結局買わなかったけど、私のお気に入りショッピングリストに追加!

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