馬小屋パブ 〜 The George Inn

先日、英国人の友人に誘われ、テムズ川沿いSouthwarkにあるパブ、The George Innに一杯飲みにいった。

月に一回、おじさま達が集まり、音楽セッションをするから聞きに行こうと。

パブに到着すると、数人がもう既にギターを弾き始めている、、
友人らと飲んでいると、次々とセッションの輪が大きくなっていった。
ここは、彼らの練習の場みたい、、談笑をしながら、みな思い思いの楽器を持ち寄り演奏している。
ああ、なんだかロンドンっぽい、、他人の目を気にしない、それぞれの価値観で生きているとこが。
ここのパブ、かなり好きかも、、私が好きなフツーっぽさがある。

料理も美味しく、エールのセレクションもなかなか。
後で調べてみると、このGeorge Innは、1676年に建てられ、チャールズ　ディケンズも訪れた歴史的なパブとのこと。
もともとは、宿屋として建てられ、１階部分は馬小屋、、建物を見るだけでも行く価値あり。
現在、ナショナルトラストが管理しているみたい。
大通りから、一歩入ったとこにあるので、知らないと絶対に行かないかも。
私のロンドンお薦めパブに仲間入り！

久々のパーティー

先日、友人のご招待を受け、バースデーパーティーに行ってきました。

自宅からちょっとバスを乗り継いだところにある閑静な住宅地。

４ベッドはある立派なお家で、職業病で、いつも通り、友人にお願いして、家の中を案内してもらった。

いいな、と思ったのがこのオレンジ一色のキッチン！

キッチンにあるもの全てがオレンジで、長年を掛けてオレンジ色のキッチン用品を買い集めたそう。

彼女のドレスもしっかりコーディネートされてるし。

やっぱり、自分が好きなものが詰まった空間で生活すると、きっと人って幸せになるだろうな。

洗練されたインテリアデザインもいいけど、こういった方がなんだか本物の気がする、、

久々のパーティー、、いつもはもうちょっとインターナショナルな場に参加する事が多いのだけど、今回は、日本人１人ｘイングランド人４０人みたいな、とてもイングリッシュなパーティーだった。

初めて会う人達と次々に自己紹介、、「いつ英国に来たのか？」「どんな仕事をしているのか？」「ビル夫とはどこで知り合ったのか？」などなど、たくさん質問され、私も、頑張って相手に質問する。

５〜６人と全く同じ会話を繰り返した気がする、、きっとスピードデートってこんな感じなんだろうな。

早めに切り上げたけど、かなりヘロヘロになって帰宅した、、こういったパーティーに招待して貰えるのは本当に有り難いのだけど、やっぱり、大人数が苦手っす！

ソーシャルスキルとしてきっと大切なんだろうけど、やっぱり、２〜３人でゆっくり美味しい食事やお酒を飲みながら話す方が好きだな。

ということで、来月にでも、友人夫妻を我が自宅に招待する予定。

うん、こっちの方が、自分に向いているかも。

スコットランド鉄道ポスター

ロンドンに戻って来て、数日が経つのに、まだまだ時差ボケ絶好調、、現在、早朝４時です。

クリスマス前に日本に発ったので、今回、こっちに帰ってきてから、クリスマスプレゼントを受け取った。

アバディーンに住む、義理の母フランシスは、毎回、スコットランドがテーマのプレゼントをくれる。

そして、今年のクリスマスプレゼントは、LMSのスコットランドカレンダー。

LMSとは、London, Midland and Scottish Railwayの総称で、1923年から1948年に国有化されるまで運営した鉄道会社。

ロンドンから、ミッドランズとスコットランドを主に結んだ路線。
こういった鉄道関連の項目って、しっかり、ウィキペディア日本語訳になっていて、重宝します、、詳しくはココをクリック。

ポスターファンの私も、このLMSポスターは大好き、、
この時代の英国グラフィックデザインは、アールデコの影響をおおいに受けて、大胆なデザイン、且つ、旅へのロマンを彷彿とさせるポスターばかり。

１１月にクリスティーズで開催された、旅行ポスターのオークションを見に行ったけど、LMSポスターも多く展示されていた。

中でも、特に美しかったのが、美しい星空の元、スコットランドへ駆け抜ける列車のポスター、、まさに、銀河鉄道の世界。

拝むように、目の前でうっとりと見入ってしまった。

ちなみに、このポスターは、200万円近くで落札されたみたい！

もうひとつ大好きだったポスターが、このFlying Scotsman。

Flying Scotsmanとは、ロンドンとエジンバラを結ぶ、急行列車の愛称。
このデザインは、まさにアールデコ、、キングクロス駅から飛ぶかのごとく走りだす列車、、この色使いもなんとも美しい。
この時代のポスターって夢がある、、情報が手に入りにくかった時代、まだ訪れたことのない旅先への想いがある。
私のお家にも一枚、この夢を飾りたい。
いつか、何かの記念にこの時代の鉄道ポスターを買いたいな。

明けましておめでとうございます。

皆様、明けましておめでとうございます。
昨日、ロンドンに戻ってきました。
まだまだ、時差ぼけをしていて、今朝２時頃目が覚めて、ゴソゴソと荷物の整理をしたり、夜食を食べたり（太る〜）していました。
今回の日本滞在では、家族ともゆっくり時間を過ごし、また、東京と福岡で、色々な方にお会いして、たくさんお酒も飲んで、本当に楽しい一時でした、、
お知り合いになった方と、福岡人として、初めて屋台を体験して、その後、中洲を飲み歩いたり、ロンドンに発つ前夜の東京では、高校の先輩でもある、インテリアデザイナーの方と、有楽町のガードレールの下で、お酒と共に色々と情報交換させて頂いたり、、
さて、元旦の今日は、お雑煮ならぬ、チキンのトマト煮を作っています。
もう少し煮込んで、芽キャベツを入れて、クスクスと一緒に、ワインと共に、ビル夫と一緒に新年のお祝いをする予定。
それでは、2012年が、みなさんにとって素晴らしい年になることをロンドンよりお祈りしています。
今年も、designbeelondonのブログを宜しくお願いします。

PS　新年に載っける気が利いた写真がなくて、、福岡で食べて美味しかったサザエのつぼ焼きの写真です（笑）