2011年5月29日日曜日

英国首相官邸のキッチン


最近、会社の業務拡大に伴い、プロジェクトマネージャーになりました。
今までは、キッチンを専門にやっていたけど、これからは空間全体を手掛けることになり、英国著名デザインアワードを受賞したhead of designで、友人でもある同僚のプロジェクトを一気にマネージメントすることに。
面白いプロジェクトが目白押しなのだけど、なんせクライアントベースの仕事なので、残念ながらブログにはアップできないのです、、
今回、オバマ大統領夫妻が訪英した時の、この写真を見て、キッチンをかなり分析してしまった、、あぁ、職業病。
場所は、Downing Streetこと、首相官邸。
キャメロン首相夫婦が入居するまでは、70年代の古いキッチンだったそうで、サマンサ夫人が、「もう耐えられない!」とのことで、キッチン・リフォームを計画。


と、キッチンリフォームが規定のメンテナンス費用以上掛かる場合は、国民の税金を使わずに、自費でリフォームする、とまで話したキャメロン夫妻。
嘗てのキッチンがよほど酷かったんだろうな、、ちなみに、ブレア元首相のシェリー夫人もそれは認めていて、キッチンを見た瞬間、「my heart sank.(心が沈んだ。)」との事。
Daily Mailの細かい分析記事はココをクリック
キッチンを手掛けたのは、英国メーカーのROUNDHOUSE
中堅英国キッチンメーカーで、ROUNDHOUSEの名前は、この世界にいてもよく聞く。
ROUNDHOUSEのキッチンって、ちょっと個性に欠けるけど、シンプルで機能的なキッチンを求めてるお客さんに向いているし、値段も、25K~(約350万円)だったら、比較的お手頃感もある。
確かに、英国首相官邸に、イタリア製やドイツ製のキッチンは取り付けられないだろうな、、
キャメロン首相のキッチンは、グレーと白の組み合わせは、まさに今、英国で流行りのカラーパレット。
仕上げは、ラッカーなのかな、、ワークトップは人工大理石のCorian。
壁にキャビネットを取り付けずに、オープンな棚にしてるのは、開放感があっていいのかも。
クラシック・モダンでいいのではないでしょうか、、

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