2011年2月11日金曜日

英国のユーモアのセンス

今日は、長く一緒に働いた、英国人の同僚の産休前のお別れ会だった。
一緒に、泣いて、笑って、喧嘩して、、そんな彼女が、私の毎日からいなくなってしまうのは、ちょっぴり寂しい。
お別れ会の席で、同僚みんなとボスと長テーブルを囲み、シャンパンを飲みながら、たくさん喋って、たくさん笑った。
そして、つくづく思った、英国で働くのはいいな、と。
いつも、どんな場にも笑いがある。
ずーっと深刻な時間なんて、英国ではありえない。
どんな張り詰めた場面でも、パンパンに膨れた風船をふっと針で割るような、ユーモアのセンスがある。
先日、大手ゼネコンと打ち合わせをした時もそう、、話している内容は真剣だけど、その席には、やっぱり笑いがあった。
英国で働く必須条件のひとつは、「ユーモアのセンス」があること、これはマスト。
変わり者の英国人の友人が言った事が、忘れられない。
「Life is a silly thing. Never ever take things seriously. (人生とはくだらないものだ。絶対に物事を真剣にとらえるな。)」
こちらでは、日本のように、絶対に物事はスムーズに進行しない、、予想外の事態が次々に起こる。
そして、階級社会でもある。
自分がいくら頑張っても、どうしようもないシチュエーションにたくさん出くわす。
仕事、プライベートに限らず、誰も責めることができない場面にたくさん遭遇する、、
そんな時は、もう笑うしかない、という事なのだと思う。
英国がやみつきになる理由は、ここにあるのかも、、

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